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2018.05.02 (Wed)

トレモロ

sakurada0509.jpg

ゴールデンウィークですね!
みなさま楽しんでますか?

私はおそらくたぶん絶対に今さらのタイミングで、
「サクラダリセット」を読みました。笑
角川文庫版。7冊セットで手に入れやすかったから。

読み終わってぐぐったらアニメやってたそうなので、さっそく落書き↑
いま旅先なので、家に帰ったら見てみようかな。

追記でぽえむるーー。

【More・・・】


↑のイラストを描いていて楽しかったのは春埼。
だけど、わたしはもちろん、相麻菫派。笑

設定からなにからムシウタっぽくて。
プラス、かつて私が好きだった古き良きスニーカーぽさがすごくて?、
懐かしくて面白かった。

どうして発売当時に読んでなかったのか考えたけど、
考えた途端に「そりゃそうだ」で終わった。
いちばん創作物(新規)から遠ざかってた時期だもんなぁ。

設定きれいだし、話もきれいにまとまってる作品だった。
一冊ずつも、シリーズ通しても。
一冊でいうなら2巻が一番好きだな。
そもそも2巻が好きになれないシリーズは最後まで読み通せないけど、私。笑
最終巻の、すべてを忘れた春埼にリセットを使わせる方法が、もう。。
美しかったーー

なんだろ。
文体のせいか、名前の雰囲気か、読みながら描いてた脳内イメージがすごくダサくて。
二十年前のマンガキャラもまっさおな感じのイメージで、
でもアニメのビジュアル見てものすっごくなっとくした。
そしてアニメーター(イラストレーター)すごいなと思った。。笑

ああ、でもほんと、ムシウタぽかったな。
久しぶりにこの空気を吸った。
アニメではヒロインの声優も同じらしいね。
あの頃ほんとうに聞きたかった声が、ここでは聞けるのかしら。
アニメを見てみたいと思ったよ。

だけど、きっと思い出補正ものすごいけど、それでも私は。
かつての私がこの本を読んでも、
かつてムシウタにハマったほどにはハマらなかっただろうなと思ったよ。
私は明らかに菫派だけど、我が麗しの菫嬢とは呼ばなかったと思うんだ。
確信できたことが嬉しくて笑えた。

人それぞれそういう物語があると思う。
本じゃなくても、物とか、スポーツとか、思い出とか、人があると思う。
かわりはきかないんだよね。
そのとき、そのばしょで、それに出逢ったんだから。


とはいえ他のものに感動できなくなるわけじゃないと、
私はこの二年間で分かったんだよ。
隣にあなたがいなくても、私も自然に笑えるんだ。
しかし、それは本当に、私にとってしあわせな環境でないと無理だ。
あなたでなくても、あなたと同じかそれ以上に大切にできる人がいないと無理だ。
これに嘘をつくことは私には無理だ。

いや、一時的にはたぶん可能なんだ。
そこまで好きじゃない人でも、そこそこ好きであれば、私を好きでいてくれれば、
ある程度は大切にできるんだ。

ただ、その人と生きていたら私はきっと、あなたに逢ったら引っくり返る。
10年後でも50年後でも。
あなたか、あなた以上にときめく相手と出逢ってしまったら、
私は簡単に引っくり返る。隣にいる人を、積み重ねたものを、すべて簡単に投げ捨てて走る。

もしかしたら実際にはそんなこと起こらないかもしれないけど。

「きっとそうなるだろう」と思いながら年月を重ねるような生き方はしたくない。
そんなリスクを抱えたまま生きたくない。
つきあわせる人たちにも失礼極まりない。

私は常に素直でいたいんだ。

他のありとあらゆることは耐えられても、好意に対して素直でいないことには耐えられない。

だからね。
そんな心配など絶対にもたなくてすむくらい、まちがいなく「好きだ」といえる相手のそばにいたい。
それが不可能ではないと分かってしまったから尚更。
そんな相手に新しく出逢うことは不可能ではないと。

満天の空にあなたの声が響いてもいいようなきれいな夜。
悲しみが悲しみでおわると疑わぬように 神様は
私に夢を見させた。

「あなたの夢を諦めないで」なんて言えない。
「似てる誰かを愛せるから」なんて言えない。

切なく残る痛みは、繰り返すたびに薄れていっても、
懐かしさを感じる本を読むだけでぶり返す。

あなたが選ぶ全てのものを遠くにいて信じている。
それは間違いないんだけど。
あなたはいいんだ、それでいい。
あなたは夢を諦めないで、どこかで幸せになってほしい。

問題は私だ。
私は夢を追いかけている人が好きなんだ。
私のことなんて目に入らないくらいに。
だから私はいつも置いて行かれるんだ。
困った話だ。

私は連れていってほしいんだ。
絶対邪魔はしないから。役に立つから。
諦めずにいれば、もう何回か繰り返せば、私の夢も叶うだろうか。
もう何人か。
一人ですら、出逢えたことすら奇跡なのに。
何人繰り返せるというんだろう。


私はムシウタが好きだし、ムシウタを好きな人が好き。
それは、私自身が、とてつもなく弱いからだよ。
だけど強がるのは苦手じゃない。むしろ得意。
だからできることがある。
だからできないことがある。
懐かしくて痛くなった。


わたしはクライマックスのケイの菫の説得を聞いて泣きたくなったけど、
あれに感動する人もきっといるんだろう。
アニメで、人の声で聞いたら、また違うのかな。
見てみたいな。

私はこんな私が大嫌いで大好き。
だからいつかきっとなんとかなるだろうと今でも信じている。
なんとかしてみせると言い切るのは、一人では無理だよ。

能力の制限といえば私は、ムシウタを読んで以来、
つまり利菜が死んで以来、パートナーのいない物語を書けなくなった。
主人公から脇役まで、自分の作った子はみんなしあわせでいてくれないと怖くなった。
それはそれでよいのだけど。
書けるけど書かない、に進むのはやっぱり、一人では無理だ。

…と、まあ、相変わらず同じようなところをぐるぐるしている私は、
まったくもって救いようがない。。。
はやくしねばいいのに。
いや、まだしねない。
誰か私を好きだと言って。
私も好きだと心の底から返せる誰か。


懐かしい物語が美しくて、空があんまり綺麗だから、
どうしてもあなたの声がききたくなった。
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