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2016.09.18 (Sun)

君の名はぁあああ!


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私は空を描くときいつも緑に寄せてしまうので、ピンクに寄せるのがとても新鮮。
いやいやそんなことを言っている場合じゃない!

ただいまをもちまして!!
当サイト、Blight☆shakerZの支援対象に、
新海誠監督を迎えることを宣言いたします!!!・w・


ついさっき見てきたんだよ超よかったんだよ~~~!
このドストライク、この感動、
まさしく2003年冬にムシウタと出逢ったとき!
そして、2007年夏に時かけと出逢ったとき!
この二つに並びうるっっっ!!!

きゃあああああ

…盛り上がりまくってるので、追記から暴れまくりまうす。。
ネタバレは極力さけまうすがポエム炸裂しまうす!

【More・・・】


ずっと見たかったんですよ。
五月、コナンの映画を見に行ったときから。
映画の前の番宣タイムで、この作品の空がちらりと映った瞬間。
「新海監督だ!」と分かってしまったのです。

この美しい空。
流れる星。

彼以外ありえないっ!!!

確信直後の予告ムービーにがっちり心掴まれまして、
8月5日頃からずっとウォークマンで『前前前世』をエンドレスリピートしてました。。
何故か、あんなにも避けていたのに、
今回はすんなりと「公開日が楽しみだなぁ」って待てたのでした。



新海監督を知ったのは2008年ごろでした。

きっかけはなんだったっけ。
誰かから話を聞いたのか。
ニコニコで流行っていた動画を見たのか。
よく通っていた渋谷TSUTAYAで特集コーナーが設けてあったからか。
どれか、もしくは複合だったと思います。

最初に見たのは『秒速5センチメートル』。
泣いた。
「振り返れよ!」って泣いた。。
サーファーの子切なすぎた。。
全編通して、いい意味でひど過ぎた。。。

続けて『ほしのこえ』を見た。
美しいなぁと思った。
風景も、話も。

『雲の向こう、約束の場所』も見た。
分かるようで分からない話だなぁと思った。
監督自身が沼にはまっているんだろうなと思った。
天の真ん中にある底のない沼に。

それからしばらくは忘れてた。
カラオケで、よく『One more time, one more chance』を歌うけど。
KOKIAさんの『ありがとう…』とのMADが好きでよく見てたけど。
新作が出てるとも知らなかったし、知っても見ようとしなかった。

忘れてたというか、忘れたかったんだ…。


今作の何がいいかって、全部いいんだけど、
一番素敵なのは「ハッピーエンドなところ」。



だって、遂に彼女は振り返ったんだよ。
遂に二人は向き合えたんだよ。。。



監督が同じだからキャラデザが似るのは当然。
でも、制作陣や声優は毎回違って、全然別人が演じてるのに。

みつはの声はあかりに聞こえて、ミカコにも似ていた。
たきくんの声は、たかきのようにもノボルのようにも聞こえた。


ああ、だからね。

みつはの前世や前前前世はあかりで、ミカコで、
たきくんの前世や前前前世はたかきやノボルだったんじゃないかと思った。

作中設定はもちろん、リアルでの監督の頭の中で。

遂に新海監督は、彼らをシアワセにできたんだなぁと思って、
嬉しくて涙があふれてしまったんだ。。


…もしかしたら彼は新海監督自身かもしれない。
彼女は…実在の人物なのか、彼の心に棲む”ミューズ”の具現化なのか、
それは私には分からないけど。


本当に長い長い時間と空間を超えて、
人生を重ねて作品を創り続けて、
銀河何個分かの果てに、やっと辿りつけたのがここなんだなぁって。

その喜びが溢れてた。
画も構成も脚本も声優も、要素の全てが素晴らしい作品の全体から溢れてた。

ぜんぶ私の勘違いかもしれないけど、
それが本当に美しくて素晴らしくてシアワセで、
ぐっと来てしまった。。。。。(何目線


作中で何度も「うわあああ」ってなるんですよ。
これまでの監督の作品を知ってると、
「え? ここでダメになるの? ダメぇぇぇがんばってぇぇぇぇ」ってなるんです。
新海監督は本当にそういうとこでやってしまう人だから。
最後の最後で振り返らずに立ち去らせる人だから。

それがね。
そのバッドフラグがね、ことごとく折られていった。

爽快だった…。。。



ああああ、うわあああ!
よかったよおおお!!!(



ムシウタは、惚れた人々のハッピーエンドを見届けるまでに十年かかった。
時かけは、そもそもハッピーエンドとバッドエンドが紙一重で、その美しさに惚れた。
そういう意味で、今作は、たった2時間で恋人たちのハッピーエンドが見れてしまう。
最高かもしれない。

ああ、やばい。
君の名は信者になりそう (時既に遅くないか?


忘れたかった。
新海監督は好きだけど、好きになったこと自体を忘れたかった。
その価値観の美しさを認めても受け入れたくなかった。
受け入れたら終わる気がした。
それは私の追い求める「変わらないもの」という夢の対極にある、
「変わりゆくもの」と言う名の現実らしい完璧なる絶望で作られていた。
それを愛したら矛盾する。
見てみぬふりがしたかった。
いつもと同じだ。
昔から積み重ねてきたのと同じ。

読みたくない描写を読んでしまった。
うっかり国語辞書を引いて、知りたくなかった意味を知ってしまった。
そういうときにしていたことと同じ。

漫画や小説を読むと、学園もので出てくる若い女性教師はたいてい国語科担当だ。
清楚系でマドンナ役だったりするのも珍しくない。
気持ち悪いなと思う。
「清楚な文学少女」を装う者は、この世で最も汚れた人種だ。
そもそも、子どもの頃から本を読み漁っている人間にろくなやつはいない。
だって本には様々なことが書いてある。
綺麗なこと、気持ちのいいことより、汚いことや気持ち悪いことの方が圧倒的に多い。
うっかり読書を好きになっていろいろな本に手を出すようになると知りたくなかったことが次々と目に入る。
入ってしまったものはけせない。
多分そこで人間は選択をする。
全てを受け入れるか。
嫌なものを拒否し、見なかったことにするか。

今の私があるのは過去の読書のおかげだけれど、
もし時間を巻き戻せるなら、幼少期の私を自分で育てられるなら、
私は絶対に本を読ませない。
本が好きにならない程度に、ほどほどに健全な名作を渡すだけにする。
そしてもっと数学や地学を学ばせる。
生物としての人間を超越すべく、理想から生まれ永遠を求める、
理系の学問は美しい。
どこまで突き進んでも美しい学問だから。

国語というか言語は人間が生み出したもの。
突き進めば否が応でも人間を知る。
社会科も同じだ。
人間という存在が美しくない以上、文系の学問は美しくない。

すべてを受け入れて肯定することは、自分をも肯定することだ。
一部を拒否することは、自分をも否定することだ。
どんなに嫌でもきらいでも気味が悪くても。
自分自身は、まぎれもなく人間なのだから。
それでも自分の価値観を曲げないために、自分という存在を定義して守るために、
不要な部分を拒否して見なかったことにする。
矛盾しかないこの世で最も愚かで哀れな人種だ。



ああ、こんなどうでもいい脱線をしてしまった。
でもそれゆえに私はこんなにも感動しているんだろうな。

答えは出せる。
追求は叶う。
どんな絶望に固まっていた人でも、こういうものが作れる。
今、この時という一瞬でも、確かに「変わらないもの」はできる。
そしてそれは大勢の人を魅了する。

そうだな。
間接的に、勝手な妄想だけど、

「私は正しいんだ」と思えたのが大きいんだろうな。


私が今いる場所はただしい。
私がこれまで歩いてきた道は正しかった。

そんなことすら思わせてくれた。



そんな君の名は、「君の名は。」。
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