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2015.08.29 (Sat)

全力!ムシウタレビュー【総合ランキング】

とうとう本編(01~15)のレビューが終わりました!
せっかくなので、琳珂が好きな順にランキングにしてみようと思います・w・

ちなみに総合評価の星で分類すると以下の通りです。
 【★2】09、10、12
 【★3】02、04、07、13
 【★4】05、11、14
 【★5】01、03、06、08、15

こうしてみると、第一シーズン(01~05)、第二シーズン(06~09)、第三シーズン(10~15)、それぞれ上手くばらけてますね。

それでは追記からいってみよー!

【More・・・】


第十五位 12.夢醒める迷宮(上)

何度も語っているように、史上最悪の巻です。
「ムシウタらしさ」や「ムシウタならではの良さ」が感じられません。。
物語を完結させるためだけに存在した、繋ぎの一冊。
正直、今作は飛ばして11→13と読んでも問題ないと思います・w・


第十四位 10.夢偽る聖者

下らない嘘つき・環の下らない嘘に、皆が振り回されるだけのお話。
バトル物のロマンは「何のために、誰のために戦うか」というところで生まれると思うのですが、環にはそれが皆無であり、読み終わった後に虚無感だけが残ります。
今振り返ってみると、利菜と亜梨子を復活させるため、環とカノンという二人の生贄を作るためだけの一冊でした。カノンが良い子&可愛いことだけが救いです><
……なんかもう少しやりようはなかったのかな。。


第十三位 09.夢贖う魔法使い

『エンクロージャー』『バブル』『パラダイムシフト』という、このシリーズの世界観にそぐわない単語が大量に登場する一冊。お金の話は面白いっちゃ面白いけど「これ、ムシウタでやる必要あった??」という思いが拭えません。
てんやわんやした挙句、『何だかよく分からないけど重要そうな存在=“α”』をゲットしただけだし。
七那が主人公だったから仕方ないのかな??
人間ドラマは面白いです。七那とツカサ、二人の魔法使いのお話は泣けます。
bugからの伏線もあったしね。
槐路や弐兵衛も活躍してます。鯱人や大助もちらっとでてきて悪くないです。


第十二位 07.夢遊ぶ魔王

愛恋と有夏月のお話は感動的です。利菜と千莉が絡むのもイイネ。
陽子と愛恋の関係も、思うところはあるけどそれなりです。
問題は、“虫”らしくない“虫”代表・ゲニウスの登場。
これには眉を顰めてしまいました。
虫憑きは、現実の虫をモチーフにした能力を持っているところがよかったのになぁ。
今から振り返っても、ここでの方針転換は、超常現象バトル物としてのムシウタの面白さを損なってしまったと思います。
また『“虫”のいない世界から、“虫”と共存する世界へ』という思想の登場も、
「え? ムシウタこっからどうなるの??」と不安にさせられました。
ここまで“虫”=絶対悪として描いておいて今更それはないだろうと。
シリーズを大いに盛り上げるべき中盤で、逆に方向性をブレさせてしまった一冊ですね。


第十一位 13.夢醒める迷宮(下)

茶深ちゃんがカッコいいです。散弾銃最高。
第三シーズンでの様々な悪夢を払拭するには十分すぎる活躍でした。
本来の人格の“C”がお亡くなりになるシーンもそれなりに感動できます。
ようやく大助=かっこうを知って動揺する詩歌もGOOD。
しかし序盤のOP3は尺が足りなかったと感じます。
エリィの足跡を辿る旅も、C・Jとのあれこれも、イマイチ物足りませんでした。
ラストの利菜復活はびっくりしました。まさか本当にやってしまうとは。
ゾンビに続いての本格的な死者蘇生は、悪い意味で世界観が壊れてしまいましたね。
14巻でフォローが入ってよかった。
しかし、これだけのために作られた嘘つき・環というキャラクターは、
本当に憐れだと思いました。


第十位 04.夢燃える楽園

04は地味です。良い印象も悪い印象もありません。
猫の“オゥル”と茶深、そして千晴の物語は泣けるし、他にも色んな伏線が張られたり仕舞われたりしてるんだけどなぁ。
梓の「貴方が好きでした……」も名シーンです。
噛めば噛むほど味が出る、スルメのような一冊かもしれませんね。


第九位 02.夢叫ぶ火蛾

地味だけど堅い内容、01の正当な続編です。
01を読んで「ムシウタっていいな」と思った人を確実にファンにした一冊といえます。
大助の平穏な(曲がりなりにも友人と呼べる人々に囲まれた)学園生活が読めるのはここだけなので、とても貴重ですね。
千莉は健気で可愛いし、彼女の登場によって前作の圭吾の株も上がりました。
有夏月は大助と違うタイプのヒーローとして共感を呼びました。
緒里と純のところも泣けます。
……今思うと、主要人物がいっぺんに二人も死んでしまう恐ろしい巻でした><


第八位 11.夢滅ぼす予言

“虫”の生まれた原因が明らかになる一冊。
「なんでこれで虫の形になったんだろう」とか疑問もありますが、感動のゴリ押しで納得させられます。。
八重子の父の研究所の近くに昆虫博物館があって、暴走した超エネルギーがそれを取り込んじゃって、みたいな形の方が分かりやすかったんじゃないかなーとは思いますね。
亜梨子の父・涙守とカシュアのお話は心温まります。
bugでは恐ろしかった皇嵩も、元は普通の少年で、自分の夢を叶えたいともがく一人の虫憑きにすぎなかったんだなーと感じました。
結局彼は、クライマックスでの戦いでは寝たままでした。残念。
後始末に困るような強すぎる能力を出すのは考え物ですね~。


第七位 14.夢謳う虫たち(上)

利菜とハルキヨに視点を絞り、クライマックスへの期待を高めてくれた一冊。
「環が成り代わった利菜は、果たして利菜と言える存在なのか?」という疑問にも応えてくれました。
しかしハルキヨの過去編はbugの『夢恋する咎人』でやっていたのがネックですね。
岩井先生の計画性のなさがうかがえます。笑
まぁ、彼と彼の人生はとても魅力的だし、αとのやりとりも泣けたのでいいかな。。


第六位 05.夢さまよう蛹

第一シーズン最終巻。bugシリーズの連載も好調で、ノリにのってる感じが伝わります。
大助の過去編、そして“大喰い”との直接対決があり、盛り上がります。
ここまでに登場した虫憑きたちが大勢活躍する様は見ごたえがありますね。
15巻であんなにあっさり倒すなら、ここで倒しててもよかった気はするなぁ。
千晴は最初こそウザいお姉ちゃんですが、アリアとの会話や大助を守ろうとする姿は泣けますね。


・・・・・・・ここから★5の領域。順位付けに苦労したトップ5です!・・・・・・・


第五位 03.夢はばたく翼

02が01の後の大助の物語だったのに対して、こちらは詩歌の物語です。
大助や利菜との思い出を胸に前へ進もうとする彼女の姿は可憐ですね。
さらに、ヒロインの初季が良い味を出しまくっています。
そのライバルである霞王も強烈なキャラクターで人気を博しました。
夕は地味でしたが、初季との関係で泣ける。
心温まる少女三人の旅路と、それぞれの希望に満ちた結論が煌めく、珠玉の一冊です。


第四位 06.夢導く旅人

突如第二シーズンが開幕し、「え? この前の続きは?」と戸惑うのは一瞬だけ。
颯爽と現れた風来坊・戌子が超絶的に魅力的過ぎて禿げそうになります。
「戦え!戦え!戦え!」はシリーズ屈指の名言ですね。
新ヒーロー・鯱人も、大助とは違う意味でダークな部分を持っており、イケメンです。
二人の戦闘はどれもカッコよすぎて惚れ惚れします。
梨音とジャールの物語も深イイし、浸父の問題も出てくるし、
内容が詰まりまくった奇跡の一冊。
涙なくしては語れない、最高の師匠と弟子の物語です。


第三位 01.夢みる蛍

原点にして頂点たるべきシリーズ第一作が、まさかのこの位置。
自分でもびっくりですが、悩みに悩みぬいた上での結論です。
今作が劣るのではありません。上位二作が素晴らしすぎるのです。
01は何度読み返しても泣けます。
大助=かっこうを隠している展開的な上手さも、詩歌の儚さも、我が麗しの利菜嬢のカッコよさも残念さも、全てが美しいです。
“虫”に翻弄される少年少女たちの壮絶な生き様が克明に記録されており、ドキュメンタリー映画のような迫力で胸を締め付けてきます。
最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガールズ、その看板に偽りなしの一冊です。


第二位 15.夢謳う虫たち(下)

並みいる歴代作品を打ち倒し、この位置につけた完結巻。
それは一冊の物語としての完成度だけでなく、シリーズをまとめきったという役割の評価も含んでいます。
ムシウタらしい精密な筆致、全ての登場人物を活躍させる筋書、「これが見たかったんだよ」というファンの声をそのまま映したかのようなシーンの数々、それぞれの想いが伝わる熱い戦闘。
長年待ち望んだ完結巻が、これだけ評価できる出来栄えで、本当に嬉しかった。
文句なしの感動巨編です。


第一位 08.夢時めく刻印

『風琳珂が好きなムシウタ本編ランキング』のグランプリに輝いたのが、こちらです。
シリーズ中盤でありながら、ムシウタの良さ、感動が全て詰まっており、「これぞまさにムシウタだ」と感じさせてくれる一冊です。
01での大助=かっこうを彷彿とさせる、ダイスケ=墓守の演出。
全ての人を愛する便利屋・きらりの献身的な姿。
世界を変えたいという夢から生まれた恐ろしい“虫”。
どこをとっても面白い。
……外国がどうとかスパイがどうとか、07から始まった余計な話も入っていますが、
ヒロイン・萌々が全て吹き飛ばしてくれます。
「国を滅ぼす?  脅威? そんなことは知ったことじゃない。
 あたしは……ダイスケに会いに行くんだゼッッ!」
この力強い絶叫に、萌々の夢と恋と戦いに、全ての虫憑きのドラマがぎゅっと凝縮されています。傷つき、絶望した大助が立ち直るのも納得です。
別の方向から見ても、ラウとの師弟物語、シリーズファンなら必ずニヤリとする指輪の話、初季や魔王の話など素晴らしい要素ばかりが編み込まれており、隙がありません。

08こそ、ムシウタシリーズの最高傑作といえるでしょう。


KIMG0633.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、琳珂的ムシウタランキングでした!
皆さまのお気持ちと比べていかがでしたか??
ご感想をいただけると嬉しいです・w・

ではでは。
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