*All archives   *Admin

2015.08.28 (Fri)

【注目!アニメレビュー】バケモノの子【vol.4】

九太は一人前のつもりでいるが、誰かの助けが必要なんだ。
オレは半端者のバカヤロウだが、それでもあいつの役に立ってやるんだ。

bkmn.jpg

あいつの胸ん中の足りねえもんを、オレが埋めてやるんだ……。


【注意事項】 
(1)ネタバレありです。同監督の他作品にも言及する場合があります。
(2)登場人物データは琳珂の主観で分類・掲載します。
(3)評価は琳珂の独断と偏見と読書歴に基づいて、思うがままに書きます。
 コメントを下さった場合は一応反応しますが、議論をするつもりはございません。
 予めご了承ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この夏は忙しかったので、二回しか劇場に行けませんでした><
でも細田監督の書いた本は買いました!
DVDが発売されたら絶対初回限定盤を買って、何十回も鑑賞して、
改めてレビューしたいなぁ。

まだ今作を見てない方は、今週末ぜひ劇場へ!!・w・
東京在住の方は、ぜひ渋谷ヒカリエの展覧会へ!
あああ私も行けるものならいきたいよおおおお><

それでは追記から【バケモノの子】の現時点でのレビューを始めます。

【More・・・】


作品データ   ―キミとなら、強くなれる。

 【監督・脚本】細田守  【配給】角川映画  【公開】2015年夏
 【主題歌】『Starting Over』/Mr.Children 


登場人物

 【主役】九太(蓮)、熊徹、楓、一郎彦
 【準主役】多々良、百愁坊、宗師、猪王山、次郎丸 他


評価   総合:★★★★★ ……楓以外は最高の冒険活劇。 

 【物語】★★★★★ (和み:★★★★★  泣き:★★★★★  恋:★☆☆☆☆)
 【映像】★★★★★ 【演出】★★★★★ 【声優】★★★★☆ 
 【音楽】★★★☆☆ 【キャラクターデザイン】★★★☆☆


レビュー

いつの時代でも、少年が冒険して立派に成長していく姿は美しいものです。
今作の主人公・九太は、現代っ子らしい設定をもちながら、数々の冒険を通して普遍的に愛されるヒーローそのものに成長します。
彼を導きつつ、ともに成長していく熊徹も、愛すべき英雄の風格を備えています。
主役二人が最高にカッコよくて面白い。
冒険活劇としてこれ以上の幸せはありません。

そこに更なる輝きを添える今作のMVPは、百愁坊です。
豚の坊さんというキャラクター的な面白さもさることながら、セリフ回しが絶妙です。
リリー・フランキーさんグッジョブと言うほかありません。
ともすれば説教臭くなりがちな台詞をさらっとこなし、ふっと笑う。
終盤で「私がいつまでも優しいと思ったら大間違いだぞ!」と怒るシーンは鳥肌が立ちました。素晴らしい声優さんですね。

多々良や一郎彦、猪王山、次郎丸もそれぞれ良いキャラクターをしています。
宗師は声(台詞)が聞き取りづらかったのを除けば雰囲気出てました。
濃くて面白いキャラクター達によって構築されていく世界に惹きこまれました。
一人だけ残念なキャラがいたのですが……その他が全て素晴らしかったので、
総合評価は★5とさせていただきました。

さて。
物語は、9歳の少年が親を失い、渋谷を彷徨うところから始まります。
ご両親はきっとムリヤリ離婚させられたんでしょうねー。可哀想に。
お母さんは事故死してしまい、大キライな親族に引き取られるくらいならと飛び出す九太に共感しました。
裏路地で出逢う今作の超カワイイ生物・チコはお母さんの生まれ変わり?のようです。
そりゃあね、こんな息子残して死んじゃったら化けてでも出てくるよね。
KIMG0628.jpg(この夏の私の左腕の友です・w・)


チコと出逢った後、路頭に迷っていた九太の前に現れたのが熊徹です。
ここの多々良の台詞が聞きとりづらい&説明くさいのが玉に瑕。
それでも「こっから何が起こるんだ?!」ってワクワク感は損なわれません。
迷子として警察に捕まりそうになったところで、いよいよバケモノの世界・渋天街へ飛び込みます。『千と千尋の神隠し』を彷彿とさせる描写でした。
渋天街はそれなりに面白いけど、市場とか鍛冶場とか、人間社会と似すぎてる気がしましたねー。もっとブッ飛んでてもよかった気がする。。

映画を観ただけだと、どうして突然『白鯨』を読み始めるのか、どうして渋谷と渋天街を行き来できるようになったのかなど疑問がわくシーンもあります。
でも話の筋は繋がってるし、「気になるから小説版を読んでみよう」と思えるだけの魅力もあるから、いいとおもいます。

和みどころは、まず熊徹というキャラクター。
最初だけはちょっと怖いけど、九太を家に連れて帰るとこも、フライパンで叩き起こすとこも、タマゴでマジ喧嘩するとこも、猪王山との決闘シーンも、どこまでもコミカルで笑えます。劇場にも小さなお子さんの笑い声が響いていました。
ちゃんと自分の考えを持ってて、相応の強さもあるんだけど、いまいち不器用な彼の姿は微笑ましいです。九太とのやりとり全てが愛おしい。彼を見守る人々も温かい。
最終的には、豪放磊落という言葉がよく似合う剣士&親へと成長しました。
すばらしい。
他にも、幼少期の九太やチコや二郎丸が超絶可愛いので、前半は和みまくりです。
賢者巡りの旅も最高です。

泣き所は、九太と父の再会にまつわるあれこれ。
お父さんも辛かったんだろうなぁ><
↑の名言のシーンの熊徹も泣けます。
実の親でも育ての親でも誰でもいい、こんなセリフを言われてみたい!
九太は本当に幸せ者だなぁって泣けます。
そしてクライマックスが、やーばいです。
まさかあのセリフがこういう伏線でこういう形で埋まるとは。
騙されやすい琳珂は何も気づかなかったですよ。
「うわ……なにこれ……泣くじゃん」と思ったが最後、映像と演出と台詞に飲み込まれ、号泣している間に激闘がフィニッシュしていました。
最高でした。
他にも細々色々泣けます。良い話です。。。

恋してる度はほぼありません。
っていうか今作ではヒロインがいていないようなものですヨネー。
詳しくは後述します。

その代わり、戦闘がめっちゃくっちゃイイ。
序盤の熊徹vs猪王山も、中盤の九太vs二郎丸も、終盤の熊徹vs猪王山も九太vsラスボスも、全部良い。
展開も映像も迫力抜群。
……熊徹は10カウントの途中で止めたのに、猪王山のは早口で数えきった審判には少し違和感を覚えたけど。笑
あのシーンは、8カウント目くらいで熊徹が自主的に目を覚ましていればよかったのではないでしょうか。
なんとか目覚めたものの、ふらふらで、起き上がることが困難な熊徹。
猪王山が「もうやめておけ、熊徹。私の勝ちだ」とか余裕かまして剣を一旦しまう。
それでも歯を食いしばって身体を起こそうとしたところに、九太からの檄が飛ぶ。
――こんな流れなら、審判の不正を描くことなくスムーズに進んだと思います・w・
ま、ささいなことです。
ラスボスとの対決シーンはもう息をのんで見つめてしまいました。

ああ、細田監督。お願いがあります。
スタジオ地図でムシウタのOVAを作ってくださいませんか……?
題材は01より、06がいいと思います。
理由は、01は心情描写がメインで戦闘はちょっとしたスパイス程度の『静』の雰囲気のお話だけど、06は鯱人や戌子が戦闘しまくるのがメインで合間にモノローグや心情描写が入る『動』の雰囲気だからです。
映像化して面白いのは断然後者だと思います。
06はシリーズの中盤ですが、一冊で話が完結してて、前後を知らなくてもそれなりに楽しめて、登場人物も少ないからまとめやすくて、複雑な人間ドラマと迫力ある戦闘シーンが両立してますので、2時間程度のOVAにするには最適です。
それに01の良さは「かっこう=大助」が伏せられていることにあります。
つまり、主人公(大助)に密着してその活躍を追うドラマにはしづらいんですよね。
でも06なら、鯱人なら、全く問題ありません。
チャラ男が風変わりな少女と出逢い、ビシバシ鍛えられて強くなり、途中で自分の本当の夢を思い出して心折れるも、少女の教えによって救われて真の意味で立ち直り、最強の弟子になる――。そんな活劇に仕上がるのではないでしょうか(夢みる瞳
梨音とジャールのミュージカルも、迫力ある映像になることでしょう。
脚本はほぼ原作通りで、ちょっとだけアレンジしましょう。
序盤の梨音と鯱人の展開を深め、分かりやすいラブロマンスにして恋愛成分補給。
どうせあのシーンで叩き落とすし、最後は良い感じにまとまるので問題ないはずです。
また尺稼ぎ&ファンサービスのために、大助成分を追加しましょう。
具体的には中盤の鯱人の特訓の途中、彼が「戌子の知ってる“最強の虫憑き”について教えてくれよ」というシーンを膨らませ、大助(かっこう)の戦い(ふゆほたる捕獲戦、流星群の夜など)を回想として流すのです。戌子のモノローグつきで。
クライマックス直前での戌子→大助への電話もちょっとのばしたいですね。
ああ。空想が止まりません。。
タイトルは敢えてナンバリングを外し、『ムシウタ ~夢導く旅人~』でどうでしょう。
ああ。きっと素晴らしい神作品になるでしょうね。
ああ。今作のような映像&演出で、戌子や鯱人のお話が、戦いが見たいなぁ。
黒歴史を塗り返してあまりあるほどの輝きだろうなぁ……。

……あああ脱線しました!
ごめんなさい!!!
とにかく、視聴直後にそんな感想を抱くほど、素晴らしい戦闘シーンのオンパレードな映画でした・w・
映像と演出が神を通り越していました!
具体的に色々言いたいけど、DVD無くて自信ないのでまたの機会にしておきます><
渋谷の街並みや食事などの映像も手が込んでてよかったです。

声優さんは、ただ一人を除いてよかったですね~。
九太は子ども時代は可愛く、大人時代はカッコよく。
宮崎さんは女性役より少年役の方が良いですね。
熊徹は明るく渋いおっさん。風格出てました。
百愁坊については前述のとおりです。
多々良もキャラに合ってたし、滑舌よかったし、演技もよかったです。
でも早口すぎて、声が馴染み過ぎて、聞きとりづらいシーンが多かったですね。
宗師や猪王山にも同様の問題がありました。
彼らは台詞自体に難しい単語が多かったので余計に辛かったです。
小さなお子さんは大丈夫だったのかな??
一郎彦の宮野さん、二郎丸の山口さんは完璧でした!
どちらも話の途中で存在意義が変わる難しい役だったと思いますが、見事な演技で惹きこんでくださいました。

音楽はぼちぼちでしたね~。主題歌は、良くも悪くもミスチルさんでした。
私はミスチルさんがあまり好きではないので「まぁこんなもんかな」って感じでした。
もっとマイナー歌手使ってくださってもいいのになー(ちらっ
BGMも、耳に残る物はありませんでした。『時かけ』と『SW』は映像にお金をかけられなかったぶん音楽にこだわってて、『おおかみ』と『バケモノ』は映像が素晴らしいぶん音楽はそうでもないのかなーって印象を持ちました。

キャラクターデザインについては、今作のクレジットには貞本先生の名前がありません。細田作品は十分世間に浸透したから、もう先生のお名前を借りる必要はないって判断かもしれませんね。
雰囲気は前二作に近いですが、スタジオ地図の方がデザインをされているのでしょう。
だからこそ様々なバケモノが自由に登場しているのかも。
百愁坊と猪王山が豚鼻で被ってるのは、ちょっともったいなかったですね。
どちらかのモチーフを変えたらよかったんじゃないかなぁ。
九太は子供時代は少しブサイクで、大人になるにつれてイケメン度が増してました。
前作の花と同じですね。顔からも成長が伺えてよかったです。


さて。ここからは、今作唯一にして最大の残念ポイントについて語ります。
ヒロイン・楓のことです。
お話や世界観や他のキャラが全て素晴らしかったので、総合評価へ影響を及ぼすほどではありませんでしたが、彼女だけは★-3をつけたいレベルでした。。

残念な点は大きく分けて三つあります。
一つ目は、キャラがウザいこと。
個人的な趣味ですが、私は『頭が良い』『気が強い』という二つの属性を兼ね備えた女の子が苦手です。そして、楓はドンピシャでした。
おまけに、物語展開上しかたないとはいえ、九太への台詞が機械的・説明的だったり、説教臭かったりするシーンが多かったです。
……まあ、それだけなら許せます。好きじゃないけど嫌いにはなりません。
「あーこういうキャラもいるよねー」で終わります。
しかし、クライマックスの戦いで彼の足を引っ張る姿には苛々しました。
もちろん最初の一瞬は仕方ないと思いますよ。
平和な日常に突然バケモノが現れたら、誰だってびっくりして腰を抜かしますよ。
でも上記の二属性を兼ね備えた女子なら、すぐに立ち直るはずです。
そして、ヒーローが最終決戦へ挑む場面でとるべき行動は二択でしょう。
①「私は足手まといになりそうだから、ここで待ってるわ。頑張ってね」と、
 物わかりのいいセリフを残して退避し、遠くから応援する(決戦の邪魔をしない)
②「……!あの敵、○○が苦手みたい。△△な作戦にしたらどうかしら?!」と、
 自慢の頭脳を活かしてヒーローの活躍に貢献する(ともに決戦へ臨む)
楓は違いました。
それまでは『気が強くて頭もいい、しっかりした女の子』だったくせに、ラスボスが現れた途端に「こわーい九太くんのそば離れたくなーい」と縋りつくスイーツ女子になってしまいました。
そんな彼女を守るために、無駄なダメージを負ってしまう九太。
残念すぎます。。
これだけでもマイナスなのに、何もできないくせにうだうだと彼のそばを離れず、ギリギリになってラスボスの前へ走って行って「九太くんは負けないわ!」と説教臭い長セリフを叫ぶ姿は、はっきり言って興ざめでした。
「今は九太とあいつの決着シーンなんだよ! お前ウザいよ!!でてくんなよ!!」
そんなことを思いました。

……。
……でも小説版では、そこまでウザくなかったんですよね。
むしろ彼女の台詞や姿に感動もできたんですよね。

だからこそ際立つ二つ目の問題、それは声優さんです。
本当に、心の底から、棒読みすぎてひどい!!!!!!!!!!!!!!!
私は声優さんについてかなり寛容な方だと思います。
多少滑舌が悪くても、演技力が皆無でも、声質が合っていれば許せる方です。
それでも今回の楓は耐えられませんでした。
今までの細田作品のヒロインたちだって、声優慣れしていた宮崎さん(花)以外は酷いものでした。
しかし真琴は元気な単純バカでした(ry
夏希も、元気一杯で可愛いのが取り柄な若干アホの子でした(ry
だから棒読みでもよかったんです。
長ったらしいセリフも、複雑な感情を表現しなきゃいけないシーンもなかったから。
楓は違いました。光と闇を両方抱えた繊細な少女でした。
小説版ではその美しさが十分に表現されていました。
だから、多分声優さんが上手ければ、映画での楓もあれほどウザくなかったんですよ。
自分の考えを語るシーン、芯の強さを表すところは力強く。
家庭環境への複雑な気持ちを吐露する場面ではしんみりと。
豹変した九太を受け止める場面は慈愛をこめて。
ラスボスを怖がりながらも、必死で自分や九太を鼓舞する場面では健気に。
それぞれちゃんと演じ分けて下されば、今作の脚本や映像のままでも、十分に『魅力的なヒロイン』として感じられたんじゃないかと思うんですよ。。
細田作品には『ヒロインの声優に流行りの若手女優を起用しなきゃいけない』って決まりでもあるんですかね??
非常に残念でした。

……。
……でも、そんな決まりがあったなら、映像で調整できたはずです。

三つめの問題はデザインです。
…………なんで真琴と同じようなショートヘアなの?!
ショートだって色々な種類があります。美容院に置いてあるヘアカタログ見れば、可愛い系~ボーイッシュ系まで、髪色との組み合わせも考慮すれば百通り以上載っています。
なんでわざわざ似たような髪型にしたんでしょう。
いや、そもそも真琴は一作目のヒロインです。たった三作前なのです。
それとかぶる時点で、ショートヘアにするべきではないでしょう。
『進学校の真面目っ子』を表現したかったのかもしれませんが、三つ編みとかお下げ髪とか、肩につかないくらいのボブとか、選択肢は幾らでもあったはずです。
なんでわざわざ(ry
髪型だけではなく、立ち居振る舞いもそうです。
↑のイラスト(メインビジュアル)をご覧ください。
堂々と足を開いて仁王立ちしており、いかにも気が強そうなオーラを出しています。
これはSWのメインビジュアルの夏希とほぼ同じポーズです。
なんでやねん……。中身が全然違う子に、なんで同じポーズさせるの?
しかも夏希の時は、貞本先生の絵の上手さと彼女のデザインの可愛さ(ロングヘア&白いワンピース)、後ろにいる大家族によって『強さ』が緩和され、「私がんばっちゃいまーす。テヘ」みたいな女子高生らしいキャピキャピ感が漂っていました。
今回は直球ドストレートです。
いかにも「ふふ!私、強いわよ!」って言いそうな、武士の嫁みたいな佇まいです。
うーーーーーーーーーーーーーーーん。。。。
このビジュアルイメージで、あの棒読み説教&スイーツな叫びっぷりだから、
ウザさMAXなんですよね。
もっと儚げで、一挙一投足からして『かよわい女の子』だったら、きっと許せました。
要するに、楓を『弱い女の子』として描いてほしかったです。
だって今作のキャッチフレーズは「キミとなら、強くなれる」でしょう。
それは九太&熊徹だけじゃなくて、九太&楓でも言えることのはずでしょう?
『強い女の子(実は弱い部分も持ってる)が九太と出会って、彼の弱い部分を克服する手伝いをして、彼女自身も弱さを克服して、ますます強くなりましたよ』っていうよりも、
『本当は自分の考えを持っているんだけど、内気で、なかなか表に出せなかった弱い女の子が、九太と出逢い、彼の話を聞いたり自分の話を聞いてもらったりして、少しずつ強くなっていって、自分の意志を全力で叫ぶことができるほどになりましたよ』っていう方が、きっともっと共感できました。
それに合わせた見た目、立ち居振る舞いのデザインにしてほしかった。
ムシウタで言えば詩歌みたいな子にしてほしかった。
それなら棒読みでも、ずるずる九太にひっついてても、クライマックスで叫んでも、
「ウザいなぁ。でも一生懸命で可愛いなぁ。楓たんマジもゆる!」と言えた気がします(
……ってことで、琳珂なりに勝手にデザインしてみました↓

kaede.jpg
bkmnb.jpg
さすがエセ絵師。センスない。笑
でも、こんな雰囲気だったら、納得できたと思うんですよねー。。。
これなら真琴とかぶらないから、二次創作するときも描き分けやすいしねー(遠い目


真琴、夏希、花、楓という細田ヒロインを並べて、ふと思うこと。
細田監督にとって『女性=強い存在』なんだろうなぁ。
真琴の「走っていく!」発言から、その片鱗はありました。
花という完璧超人は行き過ぎでしたが、楓にも近しい部分があります。
夏希はこの中では一番マシな『普通の女子高生』ですが、SWの中で「彼女はまだ“未完成”の存在だ」と名言されていました。
その発言をしたのは、SWの裏ヒロインともいえる栄おばあちゃんです。
誰よりも強くカッコいい栄は、作中でも全てのキャラが尊敬する“完成した”人物として描かれており、いずれ夏希も彼女のような存在に成長することが示唆されていました。
いやはや。
単純に、細田監督は『強い女性』が好みのタイプなのかもしれません。笑
奥様はどんな方なのかなー。
……それは流石にプライベートへ首を突っ込み過ぎですが、もうちょっと普通の共感しやすい女性も描いていただければなぁと思います。

特に今作は登場人物が男ばっかりです。九太も熊徹も百愁坊も多々良も猪王山も一郎彦も二郎丸も宗師も父さんも、それぞれにイケメンです。
紅一点の楓くらいは、女の子おんなのこしててもよかったと思うんだ。。
絵面的にも………。
その点、時かけには友梨と美雪と魔女おばさんがいてよかったです。


色々と語り過ぎてしまいました。
上述のように楓だけが残念な出来だったのですが、それゆえに彼女はヒロインとは思えないほど存在感が薄かったです(私にとっては)。
登場も遅いし、そんなにいっぱいでてきません。
九太と熊徹に感情移入して物語を見ていれば、ほとんど気にならないレベルです。
逆に言えば、楓が九太達と同じ位魅力的なキャラだったら、今作は★5を通り越して★8や★10くらいの作品だったかもしれません。笑

DVDが出てから、またゆっくり語りたいですね。

それでは、現時点での【バケモノの子】のレビューを終わります。
ありがとうございました。
20:03  |  アニメレビュー  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

 | BLOGTOP |