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2012.10.07 (Sun)

イルカさんへ

先日の記事へのコメントありがとうございました。
レス書いたんですが、どうも長すぎたらしく、上手く投稿できませんでした^^;

なので一個の記事にします!(ぇ

13巻のネタバレとか多いですし、
イルカさん以外の方はスルーしちゃってください。笑
よろしくお願いします。

【More・・・】

 
えっと、最初に。
議論をしたいわけではないです。それは私も同じです。。
どうせネットの端っこのしがないムシウタファンサイトのブログですし、
ゆるゆると感想を述べ合えればと思います。。
私はついつい長すぎたり、感情的な文章を書いてしまいがちで…ごめんなさい;


「生きてさえいれば、いつかなんとかなる」。大助を象徴する台詞ですね。
当時の利菜との会話を含め、私にとっても、ムシウタで一番好きなシーンです≧ヮ≦
私自身、そう思ってなんとか生き延び続けている人間のひとりです。
非常に共感してますし、彼には是非この物語を通じて「生きてさえいればなんとかなる」ところを見せてほしいと願っています。

えっと、それはそれでおいといて。
私が大助をカッコいいと思っている理由はもう一つあります。
それは「大助は“自分が正しいと思った考えを貫き通す人間”だ」ということです。

彼は「生きてさえいればいつかなんとかなる」と考え、それを正しいと信じ、
どれだけ人に恨まれても、どんな辛い状況にあっても諦めずに生き足掻いてきた。
私はその姿に感銘を受けてきました。

そしてこれは13巻の環にも言えることでした。

環は10巻登場時から「ウソが本当になれば何でもいい」という考えを持っており、
そのためならば他人の気持ちや運命も、自分自身さえもどうでもいいというスタンスでした。
そうして、10巻での結果が散々なものでも諦めず、
再び自らの信念を叶えるべく、12・13巻の決戦に身を投じていました。

だから。
その信念の内容がどうであれ。実現の仕方がどうであれ。
“自分が正しいと思った考え”を貫き通した環を、私はとてもカッコいいと感じました。

様々な人物が主役になるムシウタですが、物語全体の中心にいるヒーローは大助です。
なので、ムシウタ世界における“正義”は大助側にあるんだと思います。
持ち前の性格や信念などを見ると、環はそのアンチ側にいる子といえます。
陽子や八重子もそうですね。
圭吾も―今は「大切な千莉のために“虫のいない世界を作る”」という目的があるので大助たちの仲間側にいますが、彼自身の性質は、環や八重子と同じ側にあると思われます。

一般的な物語ならば、“正義”側の大助の信念によって、アンチ側である環たちの“間違った”考えは訂正されるべきなのでしょう。
それこそイルカさんが仰ったように「命を捨ててまでウソを本当にしたってカッコ悪いだろう」と誰かに言わせて、環を止めるとか。
しかし。
大助から見れば間違っていただろう環の行動。
彼女の身を案じて葛藤したであろう柊子や、
その行動の結果冒涜される死者側の利菜のことを考えて悩んだだろう有夏月もいた。
自らの目的のために彼女の背中を押す、圭吾のような存在もいた。
全てがあって、最終的に環は自分が正解だと思う考えを貫いた。

色んな信念を持ち、ぶつかりあいつつも、
それぞれの生きざまを貫くカッコいいキャラ達がいる。
これがムシウタという物語の大きな魅力ではないでしょうか。

09のレビューでも書きましたが…。
全肯定でまるっと受け入れられるキャラばっかじゃなくて、
理不尽な展開を見せつけられて苛々したり、悔しくて泣いたり、
そんなドラマが積み重なっているところこそ、ムシウタの面白さだと私は思うんです><

だからイルカさんの仰っておられることは凄い分かるし、
物語の展開からいってそういう意見が出てくるのは当然だと思うんですが、
この理不尽な感じもムシウタの良いとこなのではないか、
ということを伝えたかったです。。

今回は環の展開がある分、
詩歌のパートで“正解”“不正解”の話を書いて下さっているのが、
読者である私たちへの、岩井先生なりの救済なのかなーとか思います。


より個人的な感想を付け足すと…。
「生きてさえいればいつかなんとかなる」という大助の台詞は、
 =「いつかなんとかなるはずだから、生き続ける」
 ≒「いつかなんとかするために、生き続ける」ってことですよね。
これは「生きてさえいればそれでいい」って気持ちへのアンチにもとれると思うんです。

全ての命はいつか終わります。
全ての命は死ぬまでしか生きられないのです。
じゃあそのあいだの時間をどう使うか、よく考えるべきだと私は思います。
―そしてその答えは、「夢を叶えるため」「幸せになるため」だと思っています。
だって願うものを持っていなければ―それこそムシウタでいう“欠落者”状態の、ただ心臓が動いてるだけなわけで。
それでは寂しすぎます><
この意味でも、私は大助に共感しています。

夢を持てないまま死んだ者<夢を持っていたが実現できずに死んだ者<欠落者、
欠落者<夢を持って生きてる者<夢を実現して死んだ者、
ってイメージを持ってます。。
「夢を持って永遠に生きる者」というのはありえませんから。

たとえば墓守や萌々は…寿命と夢を叶えた瞬間がほぼ同時でしたが、
「夢を実現して死んだ者」として凄く素敵だったと思います。

もしも彼らと違って、夢を叶えたあと、まだまだ命の残り時間があれば、
また新しい夢を探しにいけばいいと思います。
そういう生き方は素敵です。
一方で、もし最初に思い描いた夢がとても困難だとしたら。
それをやっと叶えることができた時、満足して時間を終えるのも素敵だと思います。
どちらを重視してもいいと思います。

先述の大助の台詞は―特に11巻での様子をみた後だと、後者のように読めます。
「生きてさえいれば、いつかなんとかなる」
 =「生きてさえいれば、いつか夢を叶えられるはずだ」
 =「いつか夢を叶えるまでは死んでたまるか」
 =「いつか夢を叶えたら、死んでも良いかもしれない」
…って風に。。


環もきっと「ウソが本当になればいいのにな」って思いながら生きて生きて、
上手く行かなくて苦しんで、
やっと実現の糸口を掴んで、
「もういいかな」って思ったんじゃないかと思うんです。

大助の夢は「自分の居場所を得ること」つまり「自分がいても良い場所にいること」なので、ただ場所を得ただけじゃ死ねません。
多少なりともその場にいなくちゃ、夢をかなえたことにはならないはずだからです。
だけど環の場合は…実現しちゃえすれば、自分自身はどうでもよかったのではないでしょうか。

なんというか、こう考えていくと環の行動も、大助の台詞やムシウタ全体の流れと特に矛盾してない気がします。


もちろん生きてることは大切なことです。
私も自分の大好きな人だったら、なんでもいいからとりあえず生きててほしいです。
欠落者状態だっていい。
とりあえず生きてたら会える。声が聞ける。触れられる。
それはとっても素敵なことです。
私の夢が利菜や詩歌と同じだから思うのかもしれませんが。
それに…生きてさえいれば、今は欠落者状態でも、いつか夢を持てるかもしれない。
ほんとに「生きてさえいればいつかなんとかなるかもしれない」んですよ。
だから、生きていれば色んな可能性があるから、とりあえずは生きてた方がいいと思います。

だけど生き続けた結果、
「これ以上、自分の生命を長持ちさせることより価値があるもの」を見つけ出したなら。
それって凄いことだと思います。
それが何であれ。


もし大好きな人が、そのために死ぬと言い出したら、止められないと思います。


そう思うと環のことも、止められはしないなぁと思っちゃいました。




・・・なんかやっぱり長文になっちゃってごめんなさいorz

上手く自分の意見を述べられたか分かりませんが、この辺りにしておきます!

何はともあれ「ムシウタ最高!!」ってことで、
よろしくお願いします≧ヮ≦
02:01  |  雑記  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

★Re: タイトルなし

余談どんとこーいですよ♪

個人的には、現在も現在で環なりにハッピーエンドだと思いますが…
(10のレビューで述べたように、私は環が苦手な(八重子の次くらいに嫌いなキャラなんです)ため、彼女への態度が若干冷たいかもです^^;)
話の流れ的に、原虫たちが全部一段落すれば、
カノンともども無事に帰ってこれそうな気はします≧ヮ≦

…利菜ファンとしては…。
もっかい大助に会えて幸せそうな利菜とか、
詩歌とも再会して嬉しそうな利菜とか、
最終的に大助と詩歌のらぶらぶな状況を見届けて満足そうに消える利菜とか、見たい気はします。。
…まぁ、あれはあくまで「利菜っぽい誰か」なので…
見れたところで何とも言えない感は漂いますが…><;

なにはともあれ、先がどうなるか楽しみですね☆ミ
風 琳珂 |  2012年10月17日(水) 05:18 | URL 【コメント編集】

★Re: タイトルなし

すみません、気合いが入っちゃうとどんどん文章が長くなっていくんですorz

そうなんです、そうなんです。
とりあえずムシウタ最高ですよね♪

楽しんでいただけ手いるなら何よりです(^-^*
あれです。ピンチはチャンスです。(?)
是非、お知り合いに布教をしまくってください!笑
風 琳珂 |  2012年10月17日(水) 05:04 | URL 【コメント編集】

ものすごい余談ですが。

先の展開の希望で言えば、レイディーは不完全なままで復活してるみたいなので、最終的にレイディーの記憶が綻び崩れて、環の人格が帰ってくる。

そんな展開があってほしいなぁと思います。

やっぱり最後は誰にとってものハッピーエンドであってほしいので(*´∇`*)
イルカ |  2012年10月10日(水) 18:01 | URL 【コメント編集】

というか、むしろ俺なんかのためには申し訳ないほどの長文ですよ(;´д`)

確かにムシウタってそういう一つの事を貫き通すというのが多く、その確固たる思いができるまでに盛大なプロセスがあって。

とりあえず『ムシウタ最高』ですね(*≧∀≦*)


正直な所周りにムシウタ知ってる人が全く居なくてこういった議論とかしたことなかったので。なんか新鮮です(*´∇`*)
イルカ |  2012年10月08日(月) 09:00 | URL 【コメント編集】

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