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2014.05.19 (Mon)

琳珂のお絵かき講座 ⑦背景をつける

7.背景をつけます  ...イラストの完成!

(1)
背景1
背景は自分で描くことが多いです。
でも、ネット上の素材屋さんからフリー素材を借りてくることもあります。
今回は後者ですね。
イメージに合うのを探して、大きさに合わせて切り取っています。

(2)
背景2
さっきの状態だと七那が背景に埋もれてしまいます。
彼女の下にレイヤーを作って白を塗りましょう。

(3)
背景3
色レイヤーと背景をオフにし、線画だけ薄く残しておいて、白鳥を描きます。
神秘的な感じにしたいので、水色で描くことにします。
また合成モードは『乗算』にし、自然に七那とかぶさるようにします。

(4)
背景4
4種類くらいの水色と青を、ぽやぽや塗ってぼかします。
左上から光が当たっている感じを重視。

(5)
背景5
七那の色レイヤーと背景を復活させます。うん。いい感じ。

(6)
背景6
先ほどと同じく、七那とかぶっている部分が見えづらくなってしまっているのを解消するため、白鳥の下にレイヤーを作って白を塗ります。

(7)
背景7
さっき作ったレイヤーの『不透明度』を50%くらいに下げます。
すると、いい感じに白鳥が透けます・w・

(8)
背景8
このままじゃパンチが足りませんね。特殊効果を入れましょう。
ペン入れレイヤーを追加し、直線ツールで適当に線を引きます。

(9)
背景9
ペン入れレイヤーの合成モードを『オーバーレイ』にします。
するとびっくり、オシャレなキラキラ感が出ました。
このままでもいいですが、ちょっと髪の辺りがうざいですね。
ペン入れレイヤーのままだと加工がしづらいので、通常レイヤーに合成して、余計な部分を削ってぼかしましょう。

今回の背景にかかった時間は、約30分です。

(10)
背景99
正真正銘、イラストの完成です!!!
あーやっとまた一枚清書が終わった≧ヮ≦

だいたいこんな感じで、琳珂は一枚描くのに4時間ほどかかります。
でもこれは「どんな絵を描きたいか」「どんな風に描きたいか」が明確で、自分の調子も良かった場合の話です。
「うーん、今回はどんな絵を描こう」と迷ってたり、
「どんな構図にしたら一番素敵だろう」と悩んだり、
「これじゃダメだ!どうすれば上手に描けるの!?」と悶々としたり、
自らの才能の無さに苦しんでいると時間は湯水のように流れていきます・w・

イラスト内の人数も重要ですね。
今回は一人だから楽ですが、3人も4人もいたら、それぞれに対して①~⑥までの工程をやらなきゃいけないわけです。。
前の肩組んでるイラストや、02のイラストとかヤバかったです。

ま。
それでも私が私のムシウタ愛を表現する手段は絵を描くことしかないから、なんだかんだ言いつつも楽しくやっております♪

では、皆さんも素敵なイラストライフを!
11:50  |  お絵かき講座  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.29 (Tue)

琳珂のお絵かき講座 ⑥瞳を塗る

6.瞳を塗ります  ...いよいよ仕上げです

(1)なんで瞳を最後に塗るの?

ズバリ、「キャラに命を吹き込む作業だから」です!
瞳を塗ってると「あぁ、遂にこの子も完成だなぁ」ってしみじみするんですよね。
なので瞳は最後にとっておいて、自分の調子を整えるのです。

…いやほんと、冗談みたいだけど本当の理由です。
瞳に限りません。
アナログ塗りと違って、レイヤーを分けたり非表示にしたりできるデジタル塗りでは、どこをどういう順番で塗っても仕上がりは大差ありません。
お好みで、というやつですね。

私は、今回の講座で紹介した手順で人物を塗るのが好きです。
皆さまも自分に最適な塗り方を極めちゃってください!

(2)眉・口・頬を塗っておきます
目口色1
眉は髪のベースと同じ色、口は適当なピンクで塗ります。
頬は、この絵のようにギザギザと漫画チックに描いても良いし、リアルのチークのように自然な塗りを目指してもいいと思います。その場合は乗算とぼかしを活用しましょう。

(3)瞳のベースを塗ります
目口色2
髪の色とバランスをとりつつ、原画を見ながら色を決めます。

(4)瞳孔を描きます
目口色3
目線の向きを考えながら、ベースより少し暗い色で瞳孔を描きます。
ついでに瞳の周囲をなぞっておくといい感じになります。

(5)影を塗ります
目口色4
これをミスると「どこ見てんのこの子」ってイラストになるので注意。
べたっと塗って瞳孔と一体化させます。

(6)影を深めます
目口色51
大体の影をつけたところで、さらに暗い色を塗ります。
これが本当の瞳孔の色です。
いきなりこれをやると色のなじみが悪くなっちゃうので、段階を踏むわけです。

(7)ハイライトを入れます
目口色5
さぁ、最も大切な瞬間です。
慎重かつ大胆に、ぽちっと、白く丸い点を打ちましょう。

詳しく解説しておくと……。
目口色53
多くのイラストでは「キャラの目線の向き=読者」です。
つまり、イラストを見ている私たちとキャラの目線が合うようになっているのです。
じゃあどうすれば、それっぽくなるのか?
ズバリ、影のラインとハイライトの位置を「ほぼ直角」に交わらせましょう。
この絵のように影が右上がりの時は、左上にハイライトを置けばいいのです。

もちろん影を左上がりにして、右上にハイライトを置いても良いです。
ただしそれは、絵全体が「右側から光が当たっている」場合です。
今回の七那は「左側から光が当たっている」イラストなので、瞳のハイライトも左上にこないとおかしい、というわけです。

目線を読者以外にしたいときは、影のラインとハイライトの位置を色々と工夫してみてください。

(8)光&ぼかし
目口色6
色の境目をぼかしつつ、ハイライトの反対側に、同系色の淡い色(今回なら薄いピンク)で光を入れます。
キラッキラさせたいときは多めにどうぞ。

(9)完成
目口色

やったー!
遂にキャラクター完成です!!!≧ヮ≦

瞳の塗りの所要時間は、約20分です。
12:14  |  お絵かき講座  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.28 (Mon)

琳珂のお絵かき講座 ➄金属小物を塗る

5.金属小物を塗ります  ...顔以外で塗っていないところを仕上げます

(1)ぼかし&5色の基本

ここまで琳珂のお絵かき講座を見て下さった方なら、もうお分かりかと思います。
そう。琳珂の絵は「塗ってぼかす」の繰り返しです。
ただそれだけです。
ほんと、ぼかしツールって神なんです。(

色に関しても基本は同じです。
各パーツに対して、ハイライト(白)・光(淡い色)・ベース・影(濃い色)・深い影(さらに濃い色)の5色を作っては塗っているだけです。
うーん簡単!(
※パーツによっては光・ベース・影や、ベース・影・深い影の3色で済ませることもあります。むしろそのくらいの方がイマドキの絵っぽいかもしれません。

ぼかし&5色の基本に気をつければ、
琳珂レベルの塗りは誰にでもできるってわけです☆

(2)金属小物のベースを塗ります
小物色1
この時点で塗り残しているものは、ベルトのバックルや腕時計などの小物で、たいていが金属でできています。
なので私は便宜的にそれらを金属小物と呼んでいます。
(たまに木やプラスチック製のものもありますが塗り方はほぼ同じです)
まずはいつも通り、バケツと鉛筆でベースを塗りましょう。

(3)影をつけましょう
小物色2
まっすぐな金属には、まっすぐな影ができます。
なので直線ツールを使ってラインを引いて、それに沿って影をつけていきます。
線画を複製して上手く使ってもいいと思います。

(4)光を入れましょう
小物色3
布(服)の基本が「いかにそれっぽい影をつけるか」なら、金属小物の基本は「いかにそれっぽい光をいれるか」だと琳珂は思います。
ピカリーンと、大胆に光を入れましょう。

(5)微修正して、完成!
小物4
今回はちょっと面倒になって杖の部分を少ししかキャプりませんでしたが、腿のベルト、靴のゴムも同様に塗っています。
※塗り忘れてた靴のレースも塗っておきました。

金属小物全体の所要時間は、約20分です。
01:24  |  お絵かき講座  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.24 (Thu)

琳珂のお絵かき講座 ④肌を塗る

4.肌を塗ります  ...せめて、人間らしく(

(1)からー・ぱれっと

毎週放映されるようなアニメのキャラは、厳格に色指定をされています。
その方がアニメを作りやすいから、髪・目・肌など放映当初に決めたカラーパレットを使いまわすのが基本なのです。
しかし漫画やラノベのキャラは、ちょっと違います。
たとえばムシウタを見てみましょう。
bugの表紙を、ずらーっと並べてみてください。
それぞれのイラストの色合いは、てんでバラバラですね。
たとえば亜梨子の瞳は緑色ですが、彩度が高かったり低かったり、青寄りだったり黄色寄りだったり、まちまちです。
ムシウタキャラたちは、るろお先生の気分や絵の描き方はもちろん、その巻のお話や雰囲気に合わせて毎回違う色合いで塗られています。
これがムシウタ、ひいてはるろお先生のイラストの魅力であり、多くの漫画やラノベに共通する部分です。

琳珂も一応るろおチルドレンなので、できるだけカラーパレットは固定せず、イラストを描くたびに色を考えています。

ただ、唯一固定しているのが「肌の色」です。
これは毎回作り直しても大して変わらないし、めんどうなので、「色白(女)」「普通(女や中性的な男)」「男」の3パターンを作っちゃってます。
ちょい古いイラストで説明すると↓
112.jpg
「色白」…詩歌、摩理、ミッコ(他は寧々、千莉などお嬢さま系女子)
「普通」…利菜、亜梨子(他は萌々、戌子など元気っ子や叶音みたいな男子)
「男」 …大助、ハルキヨ、きーくん(その他、鯱人や有夏月など男子全般)
ってな感じです(ハルキヨは少し濃いめにしてます)。

肌はパレット作った方が絶対楽なので、おススメです!!

(2)ベースを塗ります
肌色1
七那はお嬢様なので、色白パレットのベースを塗ります。
※頬(紅)や口はまだ塗りません。あとのお楽しみです。

(3)影をつけます
肌色2
髪や服がかかるところはもちろん、鼻など立体感を出すべきところに塗りましょう。

(4)影を深めます
肌色3
これまでと同じ手順ですね。
光が強くあたっているときは、白を入れて表現してもOKです。
……やりすぎると顔がテカッてる小学生みたいになっちゃうので、ほどほどに。

(5)ぼかしてバランスをとって完成
肌色4
やーっと人間らしくなりましたね。

※前回塗り忘れたニーハイも塗っておきました。


肌全体の所要時間は、約20分です。
00:15  |  お絵かき講座  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.20 (Sun)

琳珂のお絵かき講座 ③服を塗る

3.服を塗ります  ...素材・質感による塗り分けに注意!

(1)色塗りしながら線画直し過ぎじゃない?

琳珂はよく色塗りをしながら線画を直します。
だって下描きから線画をつくるのは大変です。
あちこちへ気をつかいながらの作業になるので、しばしば大事な部分を見落とします。
だから色を塗りながら「やっぱ変だな」「こうした方がいいな」と思ってしまうのです。
気づいてしまったからには、さっさと直した方がいいに決まってます。
早めのパブロンです(

…ま、琳珂のようなエセ絵師だからこそ、こんなことになっちゃうんですけどね^^;
最初っから、途中で直しようがない線画をつくれれば、一流だと思います。

(2)一番目立つパーツ(今回はベスト)のベースを塗ります
服色1
さぁ、服を塗りましょう。
全体の色のバランスをとるため、一番目立つパーツから作業をはじめます。
今回だとベストですね。
「どこが一番目立つのよ?」っと悩んだ場合は、「比較的面積が広くて」「比較的色の濃いところ」から塗っていきましょう。
元のイラストを眺めつつ、さっき塗った髪の色とのバランスを見つつ、色を決めます。

(3)影をつけます
服色2
服は、素材によって塗り方を変える必要があります。
今回のベストは堅い素材のイメージですね。
堅いものは他に、コート、ジーンズ、鞄、靴、ベルトなどがあります。

実際の堅い素材のものを見ると、細かなシワがありません。
ざっくり影がつくだけです。
だからイラストでも、それっぽく影をつけましょう。

まぁ素材にこだわらず、体型を強調した場合は、そのように塗ってください。
琳珂はそういう塗り方嫌いなので、できないしやりませんが。

(4)ぼかします
服色3
太めのブラシでなんとなーくぼかすと質感が出ます。
ビニール系など光沢がある素材の場合は、光も同様に入れましょう。

(5)布系小物のベースを塗ります
服色4
今回の布系小物はベルトと靴。どちらも堅い素材です。
ベストと同様に塗っていきましょう。
琳珂はレイヤー管理がめんどくさいので、かぶってない部分は同じレイヤーにしちゃうことが多いです。

※ここでニーハイ塗るのを忘れてました^^;
ぴったりと足にくっつくニーハイやタイツは、堅い素材と同じ塗り方です。

(6)影をつけて、ぼかしましょう
服色5
さりげに立体感を出すくらいでいいと思います。

(7)ワンピースを塗りましょう
服色6
今回は白いワンピースです。
白は背景色をそのまま使えるので、あえてベースを塗る必要はありません。
いきなり影をつけましょう。

ただし「白色の影だから灰色!」という風にただのグレーを塗ると、味気ない色になってしまいます。
今回のように紫系統のイラストであれば、灰色に少し紫を混ぜると温かみが出ます。
青を混ぜればクールになるし、ピンクを混ぜればキュートになるし、赤を混ぜれば色っぽくなります。
ぜひ色々と試してみてください。

(8)影に深みをつけます
服色7
ワンピースは柔らかい素材です。
柔らかいものには、細かなシワがつきます。
光の向きを考えながらちまちま塗っていきましょう。
髪の塗り方とほぼ同じです。

(9)ぼかして、細かいところを直して、完成!
服色8
だいぶ、イラストらしくなってきましたね。

服全体の所要時間は、約30分です。
11:30  |  お絵かき講座  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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